検察庁においてトップ2と言われる、東京の黒川弘務検事長(63)の定年退職が延ばされたことで大幅に注目されています。
検察官の定年退職は63歳だとされています。
このような内容の人事は前例がありませんので、安倍政権が部分的にゴリ押しするみたいなかたちで決まり、反響を呼んでいます。
内閣は「難事案への対応のため」としているわけですが、野党からは黒川氏と政府の関係についての結びつきを疑念をもたれています。
それで、このような
黒川弘務氏という方の出身高校や大学はどこ?
黒川弘務さんのこれまでのイリーガル事案とは?
という事実に関して調べてみることにしました。
黒川弘務さんの高校、大学の経歴
検察庁といえば、検察官と検察事務官が働く司法機関です。
検察官は司法試験を突破しなければなれないので、非常に勉強ができる人だったのでしょうね。
そこで気になるのは黒川さんの学歴です。
どのような学校を出たのか調べてみました。
黒川弘務さんのプロフィール
氏名の読み方:くろかわ ひろむ
生年月日:1957年2月8日
年齢:63歳
出身地:東京都
出身高校:早稲田高校
出身大学:東京大学 法学部
所属:東京高等検察庁
黒川さんの学歴は大学卒ですね。
高校は私立の早稲田高校を出られています。
早稲田大学ではなく、東京大学へ進学したのですから、かなり優秀だったことが分かります。
一般的に知っている人はあまりいないかもしれませんが、
早稲田大学にエスカレーターであがれるのは、早稲田大学の附属である本庄高等学院でして、
早稲田高校は早稲田大学のそばにありましたが、
附属高校ではなく「系属高校」とされています。
(早稲田実業高校も系属校ですが、こちらは早稲田大学に推薦枠があるので、事実上は早稲田大学に進学する人が多いです)
どういうことかというと、
早稲田高校から早稲田大学にへエスカレーターで上がったり推薦で入れるわけではないのですね。
早稲田高校としては進学校的側面を維持したい意向で、推薦枠は限定しており、
あくまで進学校として幅広く大学受験できるような環境を目指している学校なのです。
とはいえ早稲田高校に入るのはすごく偏差値も高いので
決して優秀な人が少ないというわけではなく、むしろとても勉強ができる人が多いです。
なので早稲田高校を卒業したら、早稲田大学以外の大学に進学する人もたくさんいるんですね。
黒川さんも早稲田ではなく東京大学のしかも文科Ⅰ類(法学部)へ進学されていますから、
高校時代から非常に優秀だったことが想像できます。
黒川さんの過去にあった不都合な事実?
今回の騒動について、黒川さんの過去の経歴が気になりますね。
検事長と言えば、これまでにさまざまな事件を取り扱ったことが予想されます。
ということでこれまでにあった事件を調査してみたところ、衝撃の疑惑が分かってきました。
2016年に千葉県内にある建設業者の一つである「薩摩興業」が道路建設の仕事にあたって、甘利明(前経済再生担当大臣)氏に口利きをお願い、それに見合う見返りの報酬として1200万円もの金銭や接遇を提供したことから大きな報道になりました。 (甘利事件といいます)
ところがその結果、甘利明さんは不起訴になります。
詰まるところ袖の下(いわゆる賄賂)があったのでは…?という疑惑が。
そんなわけですから逮捕されるかと思われましたが、検察にプレッシャーを掛けて甘利明さんは不起訴となり得たとされています。
検察とは、わかりやすくいうと「事件をおこした人間を起訴することができる地位」にある存在です。
ここのところに政府から近い立場の人間が検事総長に任命されるになる可能性もあります。
となったら、大衆からは反対意見が上がるのは間違いありません。
なにせ、もし政府における方達がなにかしたところで大衆に公然になるのに先立って握りつぶすことを可能にするからだといえます。
そうして当の黒川さんは甘利氏の口利き疑惑を握りつぶしたとされる人間です。
このような事実があったことから、今回の法改正に「ストップ!」がかかるのはある意味致しかたありません。
黒川弘務さんの学歴まとめ
京高検の黒川弘務検事長についてのお調べでありました。
検事総長である稲田氏の在任期間は、黒川さんの延長された定年退職よりも長い期間だということです。
これを込みで、これから先で安倍総理がどういった風に移り変わるつもりなのか? この辺りに安倍内閣の先行きが感じられるという見方もできますね。
今回は、
黒川弘務の学歴と、 黒川弘務の過去の事件について解説しました。
ラストまで読んでいただきありがとうございます。
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