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黒川弘務検事長の定年延長はなぜ可能?”内閣が認める場合”とは何か調べました

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2月7日に63歳となり定年退官の予定だった黒川弘務(くろかわ ひろむ)東京高検検事長について、
定年を8月7日まで延長することが決まり物議を醸しています。

そもそも公的機関である検察庁なら定年は法律で決まっているものと思われがちですが
なぜ黒川弘務に限ってこのタイミングで定年延長することができたのでしょうか?

その理由として公にされているのは、
検察庁法の改正案に「内閣が認めればその年齢を過ぎても役職にとどまることができる
という内容が盛り込まれたからだとされています。

ここで気になるのは、
「内閣が認めれば」という記載ではないでしょうか?

 

内閣が認めれば・・・?

いったいどういうことなのでしょう?

 

”内閣が認める”とすれば、何かしらの理由があるからだと思いますよね??

理由もなしに「内閣が認める」なんてことはないでしょうから、
いったい「どうゆう場合に内閣が認めるのか」が気になりますよね!

ということで今回は、
黒川弘務検事長の定年延長問題で焦点になっている
検察庁法の改正案の趣旨について調べてみました。

検察庁法はなぜ改正された?

まずそもそもの検察庁法の改正はなぜ行われたかを解説しましょう。

もともと国家公務員法が改正され定年が2022年4月から2年ごとに
国家公務員の定年が1歳ずつ引き上げられていくことになりました。

最終的には65歳まで引き上げるとされており、
これはいわゆる年金不足問題を少しでも削減するために
定年の年齢を引き上げて年金支給開始を遅らせるために行われているものです。

今回の検察庁法の改正はこの国家公務員法にならって
検察官の定年も63歳⇒65歳に引き上げようとするものなのですね。

どちらも同じ国家公務員でしょ?という印象もあるわけで、
どうして今回の事件は問題になっているのでしょうか。

そもそも検察官とは

検察官とは検察庁に所属しており、
裁判の時に被告人を問い詰める人のことです。

ちなみに映画やドラマなどで裁判のシーンを見たことがある人はイメージできると思いますが、
裁判で真ん中にいる人は裁判官ですね。

法務検察官僚の世界では、序列の第1は、検事総長で、次長検事、検事長、法務次官と続きます。

現在、黒川弘務氏はナンバー2の東京高検検事長です。

検察官は検察庁に所属しているため検察庁法が適用されます。
検察庁法では、「検察官の定年を原則63歳、検事総長は65歳」と決められていました。

検察官は検事総長を頂点とする公務員でその地位は高く、
検察官だけが被告人を”起訴”(裁判にかけること)することができます。

弁護士が被告人の味方だとすれば、
検察官はその正反対の位置にいる人ということです。

検察庁法の改正が問題になる理由

今回の検察庁法の改正が問題になる理由はなぜなのでしょう?

それは同じ国家公務員とはいえ、
検察庁は法務省の特別機関だからです。

どういうことかというと、
そもそも検察庁というのは法の番人であり、
仮に政府(政治)が不正を行ったとしても、その不正を公平に裁くという目的があるため、
独立した権限を持ち他省庁からの干渉を受けないという性格があるのです。

そのため国家公務員法が改正されたからといって、
同じようにそれに追随する形で定年を引き上げようとするのは
よろしくないと言われるのですね。

内閣が認める場合とは

それでは気になる内閣が認める場合とはどんな場合なのでしょう?

「長期間にわたり検事総長を務めてもらわないと困る事情がある場合」だとされています。

ではその事情って・・・?

じつは世間の人が問題視するのが
この部分がはっきりしないからだと考えれらます。

黒川弘務の定年延長に対する世間の声

この騒動では国民を始め、
著名人や芸能人までもが意見する騒ぎになりました。

話題になったのは、歌手のきゃりーぱみゅぱみゅさんのツイートですね!

ちなみにネットで世間の声はこんな感じ↓↓

「これは通したら駄目だ。独立性の担保が出来なくなってしまう。」

「安倍政権の裏に何かあるんじゃないか」

「安倍晋三が右手の一指を右にむけれ全て右を向くような法体系も可能にしてしまい、行政権の暴走を諫め留める立法権や司法権の力が全く及ばなくなる」

「コロナのどさくさ紛れに法案を通そうとするのが今の安倍内閣」

「廃案となった去年秋の検察庁法改正案は「一律65歳まで定年延長する」でした。
今回の案は「検事長,検事正等の幹部職員は63歳で平検事になるが,内閣の基準を満たす者のみその地位にとどまれる」というものが追加されています。これは検察幹部の人事を内閣がコントロールする意図そのものでしょう。」

世間の皆さんは、
・司法の独立が保たれていない
・このコロナで大変な時期に法改正を紛れ込ませる
・安倍政権に不信感あり
といった意見が多いようです。

まとめ

いま話題になっている黒川弘務氏の定年延長問題についてまとめてみました。

改正法に記載されている、「内閣が認める場合」については
はっきりしませんが、どうやらこういう記載をすることで
ある意味エクスキューズ(言い訳)を取っているとでもとれそうですね。

特にいまの世間はコロナの話題で持ちきりですし、
国も緊急事態宣言を出している中で、
今回用の様な法改正があると民衆から疑惑の念を抱きやすいというのもあったと思われます。

検察が、国民の信頼を得てその職責をしっかりと果たしていけるよう、政府には今回の措置の適切性についてしっかりとした説明を求めたいところですね。

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管理人のプロフィール

探検隊員みーたむ

探検隊員みーたむ

30代独身の”男の娘”です。

普段は普通のOL(サラリーマン)だけど、ただ生きてるだけじゃもったいない!この世はでっかい宝島なのだ!
こんな思いから個人的な情報発信をするのがこの上ない楽しみ♪

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